2005年
就農1年目

借りた圃場の内(赤線)、今年は下の畑(黄線)に植えつけし、上の畑は来年植えつけることにしました。
植え付け位置の土作りをした後、盛り土作りを始めました。
クワを使ってひたすら盛り土作りです。
このとき初めて、土ってこんなに重いんだ、と知りました。
43個の盛り土作りは農業初心者の私たちにとって、なかなかしんどい作業でした。

盛り土が完成したころ、隣の耕作放棄地に試験的に牛が放されました。
牛が脱走して、盛り土が踏まれるというアクシデントもありましたが、牧歌的で癒されました。

植えつけたピオーネの苗木はすくすくと順調に成長しました。

こちらは7月の成園の様子です。
いろいろな方に指導していただき、なんとかやっていましたが
やはりブドウの房作りは難しく
すぐに粒と粒が押し合ってパンパンになってしまうのには参りました。
端から端まで、粒の間引きが終わったと思ったら
最初にやったところはもうすでにパンパンになっています。
間引き過ぎてもいけないし、かといって間引きが少ないとすぐにパンパンになり
裂果や車(3〜5粒のひとまとまりを車と呼びます)が飛ぶという現象が起こります。
繰り返し、繰り返し間引きをして、なんとか房作りをしましたが
一斉に粒が大きくなり、待ったなしのブドウ達には四苦八苦させられました。


新植園のピオーネも無事成長しました。
9月の台風14号で全ての苗木が倒されてしまったのですが(その時は大ショックでした)
やはりつる性の植物は強いのか、傷んでいるところもありますがなんとか大丈夫そうでホッとしました。

秋からはブドウ棚の建設を始めました。
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正戸果樹園
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